【エンジニアに転職して2ヵ月】私がDevOpsを主軸に据えることを決意した理由

 

異業種からエンジニアに転職して、およそ2ヶ月半になる。勉強したいこと、はたまた勉強しなければならないことが、たくさんある。そんな中で、この三連休は、時間が豊富にあったが故に、「では何の勉強に時間を使えば良いのか」ということに悩んだ。そして、最終的には「当分はDevOps系の知識・スキルの勉強に注力していこう」という考えに至った。この記事では、私自身の思考の整理も兼ねて、私が何故このような結論に辿り着いたのかを述べる。

理由① 社内での専門性を確立するため

私は現在、いわゆる"Web系自社開発企業"に勤めている。私の会社では、フロントエンドエンジニア / サーバーサイドエンジニア / インフラエンジニアという区分が存在しない。すべてのエンジニアが、すべての領域を担当するような風潮がある。そのため、私も入社して2ヵ月半程度ながら、Railsでのサーバーサイド開発から、Angularでのフロントエンド開発まで、すでに幅広く担当している。

このスタイルには、幅広いスキル・経験が得られるというメリットの反面、「器用貧乏に陥る」というリスクも存在する。特に私のように0からエンジニアに転向した人間にとっては、尚更である。そのため、早い段階で「◯◯さんは△△に強いから、その方面のタスクを任せよう」と言って頂けるような、自分の専門性を確立することが、エンジニアとして効率的に成長する上で、不可欠だと考えている。

そのため、入社2ヵ月半という比較的早期の段階で、「自分はDevOpsを専門にしていきたい」という事を周囲に示していくことが、自他にとって最適なのではないかと考えた。

理由② DevOpsエンジニアが会社で強く求められているため

エンジニア系YouTuberのKENTAさんが、以下のQiitaの記事中で、DevOpsを「サービスを安定稼働させたまま、ユーザからのフィードバックを取り入れた新機能や改善を、迅速にサービスに反映するためのあらゆる取り組みや文化のこと」と定義されている。

この記事を読み「これはまさに、私の会社に必要とされている取り組み・文化である」と気付かされた。エンジニアになって2ヵ月程度の私が言うのもおこがましいが、私が開発に携わっている自社のプロダクトにも、DevOps的な観点での改善点は多い。逆に言えば、DevOpsの知識・スキルさえ手にすれば、いくらでも改善の余地がある。

後述するように、私は「サービスを作ること」よりも「問題を解決すること」の方が性に合っている。だから、問題解決のキーとなるDevOpsのスキルセットを習得することに、大きな魅力を感じたのである。

理由③ DevOps系の業務が自分の興味・特性に合っているため

実際にエンジニアとして2ヵ月半働いてみて実感したのは、私はクリエイター (創ることにモチベーションを感じる人) というよりも、むしろプロブレムソルバー (問題を解決することにモチベーションを感じる人) だということだ。

エンジニアには、アプリやサービスを開発することが大好きな方が多いだろう。だが、私自身は、何かモノやサービスを創ることには、それほどモチベーションを感じない。プライベートで何かプロダクトを開発したい、という気持ちにはならない。むしろ、例えばAtCoderのように、ある問題に対して、自分の知識と思考によって解決策を導出することに、より面白みを感じる。

だから、「何か新しいアイデアやサービスを生み出すこと」よりも、「既存の問題や無駄を解決すること」を仕事にしたいと思い至った。この私自身の特性と、DevOpsエンジニアの業務内容はマッチしていると考えている。

※ 余談だが、この何かを生み出すこと (= プラスによる改善) よりも、問題・無駄を省くこと (= マイナスによる改善) に惹かれる特質は、私が禅やミニマリズムに関心があることとも、無関係ではないだろう。

 

 

以上の3つの理由から、私はDevOps系のスキルを主軸に据えることを決意した。早速、渋谷の丸善に行き、DevOps関連の書籍を買い漁った。

そういえば、最近は、技術書以外の本を全く読まなくなった。ふと、読書メーターを開き、去年の今頃、自分が読んでいた本を振り返ってみた。すると、こんな本を読んでいた。

「会社に行きたくない」という当時の苦しみが、まざまざと蘇ってきた。あの頃の自分に伝えたい。一年後には、仕事が楽しくなっているよ、と。